近年、画像検査件数は増加し、医療における画像診断の役割は高まっています。撮影機器の進化もめざましく、画像診断に求められる内容も高度化しています。しかし画像を撮影しても正確な診断をしなければ、求められる質の高い医療を提供できるとは言えません。
全ての病院に画像診断医がいるわけではなく、判断に迷う症例は、画像診断医にコンサルトしたいという場合もあると思います。そのような医療機関のニーズに応えられるよう、愛媛大学放射線科が支援する遠隔画像診断センターを立ち上げました。私たちは遠隔画像診断によって地域の医療機関の皆さまを支援し、共により良い医療の提供を目指したいと考えています。