迅速、正確な画像診断で、地域の医療機関の皆さまを支援し、共により良い医療の提供を目指します

近年、CTやMRIなどの画像検査件数は著しく増加し、医療における画像診断の役割は高まっています。撮影機器の進化もめざましく、画像診断に求められる内容も高度化しています。しかし、良い画像を撮影しても正確な診断をしなければ、求められる質の高い医療を提供できるとは言えません。よって画像診断専門医の需要も増加していますが、専門医不足や医師の偏在性により、十分な供給ができていないのが現状です。また、全ての画像を専門医が読影する必要はないものの、判断に迷う症例は、画像診断医にコンサルトしたいという場合もあると思います。そのような医療機関のニーズに応えられるよう、愛媛大学放射線科と連携した遠隔画像診断センターを立ち上げました。私たちは遠隔画像診断によって地域の医療機関の皆さまを支援し、共により良い医療の提供を目指したいと考えています。

①愛媛大学放射線科と連携したNPO法人

所属する医師は基本的に愛媛大学の放射線科医局に所属しています。旧知の顔の見える関係で読影支援を行います。読影に関して直接相談することも可能で、読影医とコミュニケーションの取りやすい環境です。また、愛媛大学放射線科は心臓CTを中心に循環器画像診断に関して全国でもトップレベルの臨床・研究実績を誇っています。当センターにおいても循環器画像診断を専門とする読影医が数多く在籍しています。専門性の高い分野ではありますが、十分な画像診断支援が可能となっています。

②地域密着型のニーズに合った対応

読影依頼はCT、MRI、RI、健診等、不定期に1件からでも対応します。必要な時に必要なものだけ読影を依頼することが可能です。特別な要望があれば柔軟に対応します。
現在は愛媛県の病院を中心に読影支援を行っていますが、他の地域においても広く対応が可能です。

③迅速、正確な画像レポートの作成

送られてきた画像は原則として依頼日から3日後までに返信します。迅速で正確なレポート作成を目指します。また、日中時間帯であれば緊急読影にも対応しています。